周波数解析入門 高速フーリエ変換編
筋電図における周波数解析の応用例を紹介、周波数解析を行うにあたり知っておくべき知識を学び、実際に簡単なデータ処理をしていただくセミナーです。
はじめに筋電図データを周波数解析することで何が判るのか、応用例を紹介します。その後、周波数解析を行うに当たって必要となる知識を学び、実際にPythonによる簡単な周波数解析プログラムを作成しデータの処理を体験して頂きます。コンピュータ技術の進歩により周波数解析も比較的手軽に利用できるようになりました。一方で周波数解析を行うには、その入力データや窓関数など、幾つか注意すべき点があります。本セミナーでは、そういった注意点を中心に解説し、間違えのない周波数解析が行えるように構成しています。
数学に不安のある方にもご理解頂ける平易な内容です。本セミナーはTS-MYOに特化したものではなく一般的な内容となっています。サンプルデータをご用意していますので、筋電図データをお持ちではない方でもご参加いただけます。
本セミナーは下記の通り全4回で構成されます。全ての回を参加されることをお勧めしますが、既存のプログラムを使用するのでプログラム作成の回は不要、または周波数解析を用いた研究はフォローしているといった方のために、1回目あるいは4回目を除いた3回だけご参加いただくこともできます。
セミナー中に使用する資料はGoogle Colaboratory形式、またはPDF形式で配付します。
開催後、約2週間の期間限定アーカイブ配信・メールサポート、全4回参加の方にはDiscordによるサポート付きです。
対象
- 筋電図データの周波数解析(高速フーリエ変換)をしたい方
- 既存の周波数解析プログラムを使用するうえで注意すべき点を知りたい方
内容と日時
各回とも20:00〜21:30
進行具合により終了時刻が延長になる場合があります。
第1回 2023年6月22日(木) 周波数解析の応用例
筋電図データをフーリエ変換を用いて周波数解析をした応用例を紹介します。周波数解析によって何が判るのかを把握して頂きます。
第2回 2023年6月29日(木) 解析するデータとフーリエ変換
筋電図のような時系列データを「時間とともに変化する波の集まり」と考えたとき、数学的にどのような表現ができるのかを見ていきます。その上で、入力データとフーリエ変換の関係を確認します。
第3回 2023年7月6日(木) 高速フーリエ変換と窓関数
実際に解析処理で使用する高速フーリエ変換という処理方法を紹介します。高速フーリエ変換には入力データの前提条件が幾つかあります。その前提条件をクリア出来ないときの対応策を併せて紹介します。
第4回 2023年7月13日(木) Pythonによるハンズオン
第2回、第3回で学んだ知識をもとにGoogle Colabratoryを用いてプログラムを作成し、サンプルデータの周波数解析を体験します。
参加条件
- 最新のWebブラウザとZoomが使用できるPC/Macをお使いの方
- 第4回を受講するにはデータ処理入門中級セミナー程度のPythonとGoogle Colaboratoryの知識が求められます
- 具体的にはGoogle ColaboratoryでCSVファイルを読み込み、
numpy.convolve
を使用できる程度
- 具体的にはGoogle ColaboratoryでCSVファイルを読み込み、
会場
Zoom MeetingまたはWebinar
受講料(税込み)
- 4回セット 10,000円
- 3回セット 8,000円
定員
30名程度
講師
関 健志 from Werktisch
TS-MYOサポートエンジニア
お申し込み
本セミナーの受付は終了しました。
注意事項
- store@ts-myo.com、クレジットカード払いの場合はinvoicing@messaging.squareup.comのメールが受信出来るようにしてください。自動返信メールが届かない場合はメールアドレスを確認のうえ再度お申し込みください。
- 定員の確認はスタッフが行っています。自動返信メールのあとに改めてご参加の可否、参加可能な場合はお支払いのご案内をメールでお知らせします。
- 定員に達した場合は、キャンセル待ちが出来ます。
- お支払い期限はお支払いのご案内メールの日付から7日間または銀行振込の場合6月21日、クレジットカードの場合6月22日16:00の近い方の日です。
- 期日までにお支払がない場合はキャンセルとして扱わせて頂きます。
- お支払い後のお客様都合による返金は致しかねますのでご了承ください。
- 入金確認後および各回開催日前日または当日にZoomのURLをお知らせいたします。