「手の感覚でしか伝えられなかったものが、視覚的に伝えられるのが素晴らしいと思います」
TS-MYOの導入のきっかけは?
竹川病院リハビリテーション部長の可児利明先生から「とても良いモノがある」と紹介を受けました。実物をみたところ、センサーの正確性、小ささ、簡便に計測できる点に驚きました。
自身が主催する講習会等に活かせると思ったのがきっかけです。
TS-MYOを導入していただいた感想は?
「時代が変わった」と思いました。
筋電図は研究をするための大掛かりな機器であるというイメージがあって、これまで実際に使うことはありませんでした。
いまではTS-MYOを使うことで、自身の手技を確認する際や講習会のデモで活動している筋や活動のタイミングを簡便に知ることができます。これまでは「手の感覚でしか伝えられなかったものが、視覚的に伝えられる」のが素晴らしいと思います。
TS-MYOをどのように活用されていますか?
講習会の治療の実習やデモンストレーションで主に使用しています。棘下筋が委縮して活動が出にくい場合等、PNFを実施した際にどの様な動きをすると狙った筋の活動が得られやすいのかを確認するとき、参加者の最初と最後の手技の評価で使用しています。
講習会中は、参加者にセンサーをまわして筋活動の評価をしてみてもらっています。参加者はとても簡単に筋活動による評価ができることにとても驚いています。
最後に一言お願いします
「TS-MYOはセラピストにとって最高のおもちゃだと思いますよ。」
松田現 先生 プロフィール
理学療法士 1997年専門学校社会医学技術学院夜間部理学療法学科卒業
教育学修士 1998年立教大学大学院教育学専攻修士課程修了
国際PNF協会(IPNFA®)認定アドバンスインストラクター
専門学校卒業後、理学療法士として都内の一般病院に勤務、急性期〜慢性期までの様々な疾患への経験を積む。その後フリーとなりPNFの日本での第一人者である市川繁之氏に師事し、国内、海外でPNFを学ぶ。
2006年より自費診療施設であるPNF研究所にて勤務、中枢神経疾患、整形外科疾患への施術とともにスポーツ選手へのコンディショニングやトレーナー活動も行う。
2010年より日本で2人目の国際PNF協会認定インストラクターとして教授活動を行う。
現在、日本国内各所での研修会や韓国での認定コースなど活動のフィールドを広げている。